ジュニアテニス選手一緒に強くなるプライベート・テニスコーチの日記

怒鳴って強くなるなら苦労はしない。ジュニア選手を理解しようとするコーチの思考と練習法/子供に強くなってもらいたい、テニスを習わせたいご両親に送るブログです。

連休は、弱点強化と打ち込み練習

連休はボールの打ち込みと弱点の見直し。

 

GWに入ってコートはいっぱいなのかなと思ったけれども、
意外や意外、コートが空いてます。
こんな状態の時に練習はしない手はない。
ということで、ジュニア選手と毎日練習をしています。

毎日毎日同じことを繰り返して、基本の習得に精を出しています。
そして、いつもより長く練習時間がとれるので、
弱点の強化や修正、そして打ち込みをしています。

基本練習や打ち込みなどは、意外と嫌がられる練習なんですね。
少なくとも僕の周りの子たちは。

 

通常の練習でしっかり打ち込みをしていないと、
いざ試合になってまともにラケットが振れるはずがないのです。
頑張って練習していても試合になるといつもとは違うわけですからね。

 

なので打ち込みは大切。特に時間があるときはしっかりと打ち込んでいいスイングを身に着けるべきだと思います。

 

今まで教えてきた子の中で強くなっていった子たちは、
打ち込みや基本練習が好きでした。
ラケットを振る、ボールを打つこと自体が楽しかったのかもしれません。

 

ラケットはたくさん振った方がいいと思います。
どんな態勢でもしっかりとラケットが振れる。
これほど頼もしいものはありません。
練習不足の子はそこでラケットが触れないわけですね。
勿論、体がぐらついて振れないということもありますが・・・。

 

走って、ラケット振って、ボール打って楽しむ。
これが楽しければ強くなると信じています。
今教えている子たちにもそのようなスタンスで接しています。

これがクラブに戻って練習すると怒鳴られ、怒られ、罵声を浴び・・・。
育成クラスはそういうものかもしれないけど、僕には合わない。


テニスを始めたころ、ある女子プロテニスプレーヤーに「もっと楽しくテニスしよう!」と言われたことが今でも頭の中に残っています。

 

そういう彼女も今はジュニアの女子選手を率いて海外を飛び回っています。
彼女の練習は怖いんですよ、きっと(笑)