ジュニアテニス選手一緒に強くなるプライベート・テニスコーチの日記

怒鳴って強くなるなら苦労はしない。ジュニア選手を理解しようとするコーチの思考と練習法/子供に強くなってもらいたい、テニスを習わせたいご両親に送るブログです。

フォアハンドストロークがうまく打てない。

フォアンハンドストロークが左側に飛んでいく~

 

今日、元教え子から、

「相談があります。フォアハンドがうまくいきません。

教えていただけますか?」とメールが来ました。

お母さんのスマホから送ってきたのだそうです。

まだ小学生なのに立派な文章でした。


この女の子は、僕が辞める2期前に体験レッスンを受けて、

そのまま入会した子でした。

とても素直で真面目な子で僕が話していることを

ちゃんと聞いて実行しようしていました。

 

 

僕が見ていた時から、どうしてもファアハンドストロークが打てなかったのですね。

ボールとの距離感がとれない、ボールがラケットに当たらないなどなど。

決して運動神経が悪いというのではないのです。そこはわかるんです。

ちょっとしたコツをつかめば伸びると思っています。

 

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まあ、始めてから半年も経っていないので慌てなくてもいいと思うのですが、

打てないことが悔しいのでしょう。

その子のクラスは上限の8名が在籍しグループレッスンなので、

ひとりに使える時間もかなり少なくなってしまいます。

コーチによっては、短くてもマンツーの時間を作ったりするし、

最初から最後までマンツーなしでレッスンをするというコーチもいるでしょう。

 

 

その中でひとりの子の弱点を直すというのは厳しいです。

僕がレッスンをしていた時は、

家で素振りやクラブに来た時には壁打ちをするように毎回指導していました。

しかも、しつこくね(笑)

 

 

レッスンの前にみんなに素振りをしてきたか聞くと、

その女の子だけは忘れずに素振りをしてきていました。

真面目に練習しているのに、なかなかうまくいかないというのはきついものです。

そこでコーチがうまくフォローしたり、声をかけてあげるだけで、

その子のモチベーションも下がらずに済むのですがね。

 

 

今の担当コーチがどのような指導をしているのがわからないので、

そこのところはなんとも言えないところなんですが。

 

 

ただ、その子が上手になりたいという気持ちが伝わってくるので、

レッスンの依頼があった時にはメンタルと技術のレベルアップをしたいなと思います。

あ、その前に「テニスって楽しいぞ!」ってことを再確認かな。